郷土料理「すみつかれ」
今日は『初午(はつうま)』です。
2月の最初の午(うま)の日のことです。
年に一度の『初午』に必ず食べる料理があります。
「すみつかれ」です。
栃木県や茨城県など北関東地方の郷土料理です。
栃木県では「しもつかれ」といわれたり、
地域によっては
「しもつかり」
「すみつかり」
といわれたりするそうです。
まぁ、北関東ですから…
地方それぞれの訛りの違いでしょうね(笑)
違いは料理名だけではないのです。
作り方の違いがスゴいと思います。
ちなみに母の郷土の「すみつかれ」は…
大根、大豆、油揚げを使い、
酢、砂糖、醤油、塩で味付けをします。
和えるだけで、煮込みません。
地域によっては、
鮭の頭や人参、酒粕などを入れて煮込むそうです。
地域や 各家庭によっても 味の違いがあるようです。
どの地域でも共通なのが、
大根は…
普通のおろし金ではなく、
「鬼おろし」を使って粗く擦りおろします。
大量の大根を擦りおろす作業は
一番大変な作業だと思います。
(そう思うなら 手伝え!😠)
(今年も何もしなくて すみません😢)
「すみつかれ」と一緒に食べるのが
「御赤飯」です。
もちろん母が炊きました😅
私が幼い頃…
御赤飯を炊く時には
庭にかまどを設置して
薪をくべて炊いていました。
私が中学生になる頃には
炊飯ジャーで炊くようになりました。
母が楽になったのは良いことですが、
「かまどを設置する」という特別な日が懐かしい。。。
あッ!そう そう…
今日、母が言っていました。
節分前に『初午』がくる年は
火事が多い…
といわれているそうです。
火の用心です‼️
明日は、
「今年も美味しかったよ😋」
「いつも ありがとう💛」
と母に伝えに行きます。
母の笑顔が見たいから。。。